自分でできる学びなおし
最近、小学校や中学校で授業で習ったと思われる社会のワークをやっている。
思われる、というのは、その当時は先生の話す言葉も教科書に書いてあることも自分の頭で理解することができていなかったからである。
小学校や中学校に通っていたころは、部活や習い事に夢中で、という理由をつけておこう。
ただ、学びなおしというのは面白い。自分でできるからなおさら面白い。
やり方は簡単である。
少し大きな本屋さんに行って、今の自分だったら読んで理解できそうなやさしそうな問題集を買う。
小学5・6年生から始めれば、当時難しかったことも忘れてしまったことも、
今の自分ならできるはず、と思えるのだ。
しかし、解いてみると意外とわからなかったり知らなかったりすることもある。
そして、今の小中高校生はこんなこと授業でやってるのか!すごいなあ、とかいうことも考える。
小さいとき、親がニュースを見たり、新聞を読んだりしていて、何が面白いのかさっぱりわからなかったが、小学5・6年生レベルの問題集を解くだけでも、日ごろの見えてくる世界は少しずつ変わる。
そして、少しずつレベルを上げて中学校の公民とか歴史をやると、小学校でやったことの少し細かい話であるため、分かる!聞いたことある!こういう理由でしょう、といった風になんだか楽しくなってくるのである。
すると、次の朝、朝刊を開くことすらワクワクしてくるのである。
あ~、そういう意味だったのね。
これ知らないから調べるか。
こんな経験が学ぶということであり、
今私は学びなおしをしているのである。
他にも、現代文の読解ドリルや都道府県のドリル、科学の周期表の図解のわかりやすい本などを買って、毎日取り組んでいる。
他者からしたら、だからどうした?という感じでもあるが、そう。
これは自己肯定感、自己満足感を得るためでもある。
あの時できなかったことを、自分で考えて行動して、自分をほめて、
家に帰って、寝るときにボーっとしちゃったな、と考えるよりも
自己肯定感や自己満足感を得てから寝た方が次の朝の目覚めもよい。
これは、実際にやってみないと感じないことである。
もしも、あの時わからなかったな、という人がいればおすすめする。
そして、自信をつけたい人にもおすすめする。
朝ごはんのつくり方
あなたは朝ごはん食べてますか?
英語でbreakfastというように、「fast:断食状態」を「break:打ち破る」という意味があります。
例えば、19時に夜ご飯を食べて次の朝7時に朝ごはんを食べるとすると10時間以上空腹時間が空くわけです。その状態を断ち切るために、朝ごはんを食べるのです。
朝ごはんを食べなくてもお腹がすかない、
朝ごはんを食べない方が調子が良い気がする、
朝ごはんに何を食べればよいかわからない…。
色んな理由を付けて朝ごはんを食べない人は社会に出ていく年齢になると、増加する傾向にありますが、朝ごはんを食べるとどんな影響があるのでしょうか。
気分が良くなるとか、よし!というやる気が出るとか。
きっと精神的な部分の利点もあるでしょう。ただ、科学的な利点があります。
自分はそうでもないとか、自分は別に食べなくてもやってけるとか、
それこそ精神的な話で、人間である限りは朝ごはんを食べると科学的に体に影響が出ています。
それで、このブログはお説教ではないです。
朝ごはんのつくり方を見てください。
きっと、何食べればいいかわからないとか、準備するのが面倒とか、
それだけのことで食べない人もいるでしょう。
自分の朝を彩ってみる
<前夜に準備する>
朝忙しいとか、時間ないとか、お勤めや学生さんなら誰でもそうです。
なら、できるときにできることを準備する、ただそれだけのことで自分の生活は変えられます。変える気持ちがあるのなら!
①ご飯を予約する 食べるパンを出しておく
お弁当もあるのなら1合炊けばいいでしょう。
加えて、スープ・汁系を考える
夕ご飯用のスープ、または、インスタントスープでも自分の飲みたいスープを。
②主菜を準備する
1週間に1回買い物に行って、サバやシシャモ、鮭など朝食べられそうな魚・豚小間切れ肉などの肉を買いましょう。それを冷凍庫に入れてっと。
前夜の準備でその冷凍庫に入れていたものを冷蔵庫に移して解凍します。あら簡単!グリルに入れて焼くだけ、フライパンに入れて炒めるだけ!
③副菜を考える
野菜は1日350gといっても、わからん!そうです、あなたの両手を広げてください。そこにのるほどの野菜を食べるとよいとされています。ただ、かさが大きいのでゆでるとか炒めるとかしてかさを小さくするのです。また、そのうち1/3は緑色やオレンジ色の味の濃い緑黄色野菜を食べられたら最高!
おすすめ副菜
・ブロッコリーゆでてマヨネーズ ・ほうれんそうのお浸し
・にんじんしりしり ・もやしのナムル
おいしいものは気持ちと調味料があればあなたも作れます。
④もう1品
これがあるときっと気分がぶち上げするように変わっていく人もいそう?
もう1品とは、日本人が摂るのに不足しがちとされているカルシウムとか鉄を摂るためのもの、目を覚ますものとかです。
例えば、チーズ1かけ、梅干し、しそ昆布、ヨーグルトとか・・・
<朝起きたらルーティン!>
慣れないから疲れることってありますよね。
朝の自分の調子に乗ったら、やってけます。
朝起きたら、前夜に準備していたものを火にかける、レンジで温める、ご飯をもる、汁をよそう
あら簡単!朝ごはんの出来上がりです。
自分の朝を彩れるのは誰かではない、自分でしかないです!
ぜひ実行あれ!
きっと社会を変えるだろう
えっ、そうなのっ?
私は日本のとある高校で家庭科教員をしています。
家庭科って、裁縫とか?料理とか?家事ができるようになるの?
それは少し前のお話で。
実は、現代の家庭科教育は生きるそのものについて学べます。
生きるそのものって?命とか?
そうです。命についても考えます。ほかには?生きるために必要なお金とか?
そうです。お金についても学びます。考えます。あとは?人生とか?
そうです。人生、自分ならどう生きていくのかを考えます。
時代が移り変わり、人のライフスタイルも考え方も価値観もテレビの内容も議論される内容もすべてが移り変わっていく中で、生きやすくなった人もいれば生きづらい人もいます。
多様性という言葉をよく耳にする現代社会において、自分と向き合えるのは家庭科の授業です。
高校の家庭科では何を学ぶのか。
まずは、自分のこれまでの人生について振り返ってもらいます。
高校生は15~18歳の人たちですが、1日も休まず毎日自分の人生を生きています。そりゃあ、色んな事があるでしょう。
自分年表というものを作り、生まれてから小学生の間、中学生、そして現在の高校生の自分についてプラスやマイナスだけでは表せられないような心境を踏まえてグラフを作ります。
すると、あれ意外と自分はマイナスな事とかなかったな。これだけのマイナスがあったけど今はプラスだな。あんまりずっと心境の変化はないな。まずこれだけでも自分と向き合える時間です。
そして、今後あと何年かすれば社会に出ていかなければならない時が来ますが、そのときの自分はどうなっていたいのか考えます。
二十歳になってもまだ学生かな、もう働いているな、一人暮らししているな、新しい家族がいるかもな、など将来をぼんやりと考えます。
高校2年生という心も体も大人と子どもの間にいるような青年期において、このような自分の将来や人生について考える時間が、いつあるでしょうか。
誰もが考えられるような時間を設けているのが、学校という場であり、家庭科の授業の時間なのです。
その後、単元ではライフステージにおける誰もが直面する発達課題や、 人々の頭の中に自然と刷り込まれてつくり上げられるジェンダー、
近年話題になっている男女共同参画社会、 仕事や働くということ、家族についてなど、 社会に出ていけば誰も教えてくれない、 だけど、 もしかしたらそれに関する問題に直面する可能性もあるような分野について正しい知識を得て、自分なりの考えをもつ、というような時間をつくります。
また、自分と向き合ったあとは、隣にいる自分とは生まれも育ちも異なる他人との意見交換をします。何がわかるか。それは、自分は自分なりの考えがあるように、他人にも他人の考えがあるということです。
言ってみれば、これは当たり前のことです。しかし、頭ではわかっているようでも実際に他人の意見に耳を傾けようとする姿勢を大切にしている人はどれだけいるでしょうか。人が話している中で、割り込んで自分の話をしてしまっていませんか?人の嫌な気持ちになるようなことを言ったりやったりしていませんか?他人に思いやりをもって接していますか?
これは、誰かから「あの人にはこう対応するといいよ」と言われても、それは自分の生き方でしょうか。実際に今隣にいる他人と自分が向き合って話さなければ感じられるものも感じられません。
家庭科教育の大きなテーマは2つあります。それは自立と共生です。
話は長くなりますが、共生というのは字の通り共に生きるということです。自分がいて他人がいて、他人がいるから自分がいて、それを踏まえて共に生きていく、それを練習していくのが家庭科教育です。
現代における学校教育では、試験に合格する、高校卒業後の進路を目的とした教育が重要視されていますが、果たして本当の意味で生きる力は育まれているのでしょうか。
もちろん、卒業後の進路こそ人生を左右することもあるので勉強も大切です。
しかし、今後一人の人として生きていくために最重要なことは自分で考えて、自分で実生活を豊かにしていく力ではないでしょうか。
現代はスマホを使って色んな人とつながっていろんなことを発信して、世界が広がって、できることも広がって、あれ、生きやすい世界になってきたのかな…。
ちょっと待って。色々なものやことが予測不可能になり、物があふれ、選択肢が増え、あらゆる情報が飛び交い、自分で考えて判断しなければ時代に取り残され、孤立を感じてしまう、自信がなくなってしまう、不安が積もる、そんなことを心に抱いて生きている人もいるのではないでしょうか。
少しでも多くの人が自分の満足いく人生を自分で歩めるように、そんな力を育める教育はここにあると思います。
100億円あったら仕事を辞めるか
「100億円あったら仕事を辞めるか」
みなさんなら、どうしますか?
このブログは、21世紀を生きるすべての人に問うことを目的に書きました。
なお、ただの日記のようなものですのであしからず。
そもそも、仕事は何のためにやっているのでしょうか。
生活のため、お金を稼ぐため、目標を達成するため…。
人によって異なる目的があると思います。
もしもお金を稼ぐために仕事をしているのであれば、100億円が手に入れば、
その瞬間に仕事を辞める、という選択の人もいるでしょう。
一方、自己実現するために仕事をしているのであれば、100億円を手にしても、
その自己実現が達成されるまで仕事を辞めることはないでしょう。
著者は、後者、100億円を手にしても仕事は辞めないです。(現時点では笑)
その理由について、以下、たらたらと書いているので、興味のある方のみお読みください。
私が今の職に就いた理由は、「社会を変えるため」です。
壮大なテーマすぎて「?」な人ももいるかもしれませんが、その可能性が十分にあると見込み、今の職業を目指しました。
現代の社会は、目まぐるしく変化しています。
令和になった矢先、感染症による生活様式の変化、それに伴うAIの進歩、多様性の受け入れ、貧困、環境問題、キャッシュレス決済の普及・・・などあらゆる分野において人々は柔軟に対応していかなければならなくなっています。
国は国、自分は自分、というように割り切れるものごともあれば、周りの変化に応じて自分の生活や思想もアップデートしていかなければならないものごともあります。
私の言う「社会を変える」ためには、どうすればいいでしょうか。
2022年現在、今の社会は40年前高校を卒業し、社会に出ていった人たちによって作られているでしょう。また、20年前高校を卒業した人たちが、現在ちょうど働き盛りの年代ではないでしょうか。
そして、現在高校生が20年後の社会の中心となっていくでしょう。
私はそのような高校生たちに、「自分の人生」、「生き方」について考えるきっかけとなる時間をつくることが「社会を変える」ことにつながっていると思っています。
ある日、「労働」というテーマについて、初めに「なぜ、仕事をするのだろう?」という問いを投げかけました。すると、「生活するため」「お金を稼ぐため」「家族を養うため」…など、様々な回答がありました。
15,16歳の生の声を聴いて、「そうだな」、「そういう目的もあるな」、と新たな発見もあります。
いずれにしても、現在高校生の子どもたちが20年後の社会の中心の大人たちであるとすれば、未来の社会人たちと色んなテーマについて考えることが、今の日本の社会を変えていくことにつながるのではないか、という発想で今の仕事を選びました。
話が逸れましたが、私の主張は、仕事をするという手段で自己実現を目指し、お金は後からついてくる、という考え方です。そのため、仕事=生きがい、や仕事=お金を稼ぐ、というとらえ方をしていないです。仕事=自己実現の手段です。
(これについて、きれいごとといえば、きれいごとだという自覚はあります。また、私のこれまでが、恵まれた環境で育ってきて、特に大きな挫折もなく、色んな人に手を差し伸べてもらってきたからこのように言えるのも無理はありません。こんな人もいるんだ、程度で流してください。)
そんな中、職場の先輩方と働くことについて話しているとき、「なぜ働いているのか」と聞くと、2人とも「お金のため」と回答しました。
そこで、「それなら、もしも100億円があったら仕事を辞めるか」と投げかけたところ、「即辞職する」、「少し考える」という回答でした。
即辞職する理由として、そのお金で自分のやりたいことに費やす、
少し考える理由として、今の自分の力が他の職場でも通用するのか試したい、
が挙げられました。
確かに、100億円もあれば好きなように自分のお金も時間も費やすことが出来るでしょう。例えば、海外旅行をしたり、家や車を買ったりできますし、起業して新たにビジネスを始めることも可能でしょう。
少し考える、といった人は、初めは即辞職という回答でしたが、よくよく考えて今の自分の「生きがい」や「やりがい」を求めたとしたら、仕事は非正規でも続ける、という回答に至りました。
一般的に、人は学校を卒業後、就職して、ある程度働けば、生活するためのお金は稼げます。(※例外は取り上げません。)
例えばですが、誰もが知る有名人や芸能人の中には億万長者の人もいるでしょう。しかし、そのような人たちはその職を辞めない人もいます。何億円も稼いでも、その仕事は辞めません。なぜでしょうか。
この「100億円あったら仕事を辞めるか問題」について、色んな人と意見を交わすことで、自分とは違った切り口で主張する人を知ることが出来るのではないかと興味を持ちました。
あなたは、100億円あったら仕事を辞めますか?
#100億円あったら仕事を辞めるか問題